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東芝、米原発巡り追加損失なしか 地元2社と負担合意へ

朝日新聞デジタル 5/17(水) 8:45配信

 東芝の米原発子会社ウェスチングハウス(WH)が手がける米原発建設の継続を巡り、東芝と地元電力2社との費用負担の協議がまとまりつつある。うち1社とは、東芝の支払い上限を約4200億円とする方向だ。東芝は現状では追加の損失は出ないと見込む。

【写真】建設中のボーグル原発=昨年5月、米ジョージア州

 東芝は、半導体子会社売却の成否や、上場継続の可否といった大きなリスクに囲まれている。米原発建設の追加負担の有無もその一つだ。

 WHは破綻(はたん)後も米ジョージア州でボーグル原発建設に関わっている。その発注元のサザン電力と東芝が、東芝が支払うべき債務保証の上限額を約37億ドル(約4200億円)に設定する交渉が大詰めだという。

 東芝はWHの米原発工事に6700億円の債務保証をしている。WHが原発の建設工事を契約通りに終えられない場合などに、親会社として電力会社に支払いを約束したものだ。東芝は全額を2017年3月期に損失として処理。電力会社から求められる額がさらに増えるかどうかが焦点となっている。

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 13:11

朝日新聞デジタル