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原爆死没者名簿に「風通し」=112冊30万人分―広島

時事通信 5/17(水) 10:00配信

 広島市の平和記念公園で17日午前、原爆死没者名簿の湿気を取り除き、異常がないかを調べる「風通し」が行われた。

 市職員らは原爆が投下された午前8時15分に黙とうした後、名簿のページを一枚一枚丁寧にめくり、風を通した。

 名簿は112冊で、昨年8月5日までに亡くなった30万3195人の氏名と死没年月日、死没時の年齢が記されている。身元不明者を悼むため「氏名不詳者多数」と1ページ目に書かれ、あとは全て白紙の名簿と、長崎で被爆したが広島への奉納を遺族が希望する9人分の名前が書かれた名簿も1冊ずつ含まれている。

 奉納されているのは、昨年5月に広島を訪問したオバマ前米大統領が献花した原爆死没者慰霊碑。風通しと並行し、慰霊碑の石室内や奉安箱の清掃、調湿剤や防虫剤の入れ替えも行われた。

 市は、昨年8月6日以降の死没者の記帳を6月初旬に始める予定。8月の平和記念式典で石室に納める。 

最終更新:5/17(水) 12:12

時事通信