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高安、奨菊を圧倒3連勝!大関とりへまた一歩前進/夏場所

サンケイスポーツ 5/17(水) 7:00配信

 大相撲夏場所3日目(16日、両国国技館、観衆=1万816)大関とりの高安(27)は琴奨菊(33)との関脇対決をはたき込みで圧勝し、3戦全勝。横綱白鵬(32)は平幕千代翔馬(25)を上手投げで退け、横綱日馬富士(33)は平幕隠岐の海(31)を寄り切ってともに3連勝。横綱鶴竜(31)も平幕遠藤(26)を引き落として初白星を挙げ、今場所初の4横綱安泰となった。

 強烈すぎる。高安が破壊力抜群の立ち合いで琴奨菊の戦闘意欲を根こそぎ奪い取った。初日から盤石の3連勝。大関候補は意気揚々と支度部屋に引き揚げてきた。

 「いい立ち合いだった。突き出したかったけど、また慎重になった。でも、先手は取れている。あとは詰めだけ。内容はある相撲だった」

 この日も相手に相撲をさせなかった。集中力を研ぎ澄ました立ち合いの体当たり。元大関の上体は浮くように持ち上がった。後退した相手をはたいて勝負ありの瞬殺。初日が4・0秒、前日は3・5秒、そしてこの日が3・4秒で白星を手にし、体力も温存だ。

 2度目の大関とり。昨年の九州場所は7勝8敗と負け越し、初めての大関挑戦は終わった。もう同じ失敗は繰り返さない。この日の朝稽古後には、大関豪栄道を撃破した前日の一番を「突いて前に出た目指す相撲。これからやっていきたい相撲」と自画自賛。目指すスタイルは、揺るぎないものになりつつある。

 場所前は精力的に出稽古を重ねた。いつもは胸を借りる同部屋の横綱稀勢の里の負傷による“緊急措置”だったが、「しっかり稽古できたので、気持ちの面で落ち着いている」。大関昇進のノルマは2桁勝利。だが、目指すゴールは場所前から公言する全勝V。今なら、簡単にやってのけそうな勢いがある。

最終更新:5/17(水) 9:21

サンケイスポーツ