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【ロッテ】異例!37戦目で自力V消滅…今季初の6連敗

スポーツ報知 5/17(水) 5:32配信

◆ロッテ2―3西武(16日・ZOZOマリン)

 空席が目立つスタジアムに、ため息が漏れた。ロッテは8回に1点差に迫りながら、最終回はあっさり3者凡退。連敗は昨年7月以来の6に伸び、その17分後に楽天が勝ったため、37試合目という異例の早さで自力優勝の可能性が消滅した。ベンチを出て、スタンドに頭を下げる選手の足取りは重い。5月の夜は、秋風のように肌寒かった。

 投打がかみ合わない。伊東監督は「もうちょっとのところまでいくようになったけど、それ以上は…。先発が我慢できないのが現状。上位打線も機能しない」と首をひねった。5回に先発のチェンが重すぎる先制の3点を失うと、2番にパラデスを据える今季35通り目の攻撃的布陣も実らず、打線は16試合連続2ケタ安打なしと泥沼だ。

 オープン戦25年ぶりの首位も今は昔。5月はまだ2勝。シーズン104敗ペースとなった。手遅れと言われようと、チーム打率、防御率とも12球団ワーストのチームに起爆剤が欲しい。この日から右脇腹痛で離脱している角中が2軍戦で復帰。早ければ19日から1軍合流の見通しで、同日に先発する石川の昇格が決まった。6月以降の見通しだった新外国人補強も、林球団本部長は「以前はゆっくりと思っていたのを早めているのも事実」と説明した。

 もちろん、現体制で巻き返す。同本部長は「伊東さん中心でつくってきたチーム。そこは全然変わりない」と明言。指揮官も「みんな、暗くなるなって。上を見ていくしかない。ファンの人たちのために意地を見せないといけない」と情熱は衰えていない。まだ5月。消化試合の幕開けには早すぎる。(田島 正登)

 ◆58年に近鉄35戦目の例が

 ロッテは37試合目で自力Vが消滅。9勝27敗1分けのロッテが残り試合に全勝すると、115勝27敗1分けだが、首位の楽天(24勝9敗)が、ロッテとの残り18試合に全敗しても、ほかのカードで全勝なら、116勝27敗となり、ロッテは楽天を上回れないため、自力優勝がなくなった。

 早期の自力V消滅には、90年のダイエーが5月29日に37試合目で消滅。58年の近鉄は5月22日の35試合目でなくなった例がある。05年の楽天が4月30日、29試合目で自力1位が消滅しているが、この年は、上位3チームによるプレーオフで優勝が争われたため、自力Vは残った。

最終更新:5/26(金) 10:04

スポーツ報知