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市議が先生“法案”に磨き 6月「模擬議会」 富士市立高

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/17(水) 9:51配信

 若者の政治参加意識を育む「主権者教育」の先進校とされる富士市の富士市立高で16日、現役市議らが講師を務める授業が行われた。教育現場に市議が参加するのは全国的に珍しく、同校総合探究科の3年生83人が6月に行う「模擬議会」で提案する“法案”に磨きをかけようと招いた。生徒はプロの助言に感心しながら、政治やまちづくりに参加する楽しさを学んだ。

 同校は地域の課題を生徒自ら発見し、解決策を探る教育カリキュラムに定評があり、2015年度にはキャリア教育優良学校として文部科学大臣表彰も受けている。市議を講師に迎えた授業は昨年度から実施していて、教育現場の中立性を担保するため、市議会には政治的立場や会派を超えて協力を求めた。

 授業は生徒たちが模擬議会で審議する「残業廃止」「校則廃止」などのさまざまな法案を練り上げるのが目的で、市議10人が各グループに付き添ってアドバイスした。市議からは「従業員を増やせば、残業が減るという考えだけでは単純。それができないところに根深い問題がある」「ルールを廃止した時のメリットは何?」などと鋭い指摘も。

 生徒(18)は「授業を通して政治家のイメージがまるで変わった。政治やまちづくりの楽しさが実感できた」と話した。

静岡新聞社

最終更新:5/17(水) 9:51

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS