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授業参観日に託児サポート 母親支援、静岡の団体が運営

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/17(水) 11:00配信

 静岡市清水区の女性団体「はなみずき有度」が、地元の市立清水有度第一小で、授業参観日に乳幼児から1年生までを預かる託児サポートに取り組んでいる。「幼い弟妹を教室へ連れて行くのも、義理の両親に預けるのも気が引けた」という自らの体験を基にした、母親支援の一環。「頑張るわが子をじっくり見てあげて」とエールを送る。

 4月中旬、3、4年の授業参観と保護者会があった日、会員13人がゼロ歳児から1年生児童まで約20人を約2時間預かった。よちよち歩きで母親を探して泣く乳幼児を女性会員が抱っこしたり、男性会員が1年生と布製のボールを投げ合ったりと、それぞれの“職務”をこなした。「世話をしにいくというより、幸せをもらいにいく感じ。どの子もかわいい。終了後はくたくたになるけれど」と佐野あき子代表(75)は苦笑する。遊びだけでなく、宿題を見る日もあるという。

 2012年度に始まり今年で6年目。放課後児童クラブや保育施設を利用していない専業主婦家庭を中心に好評で、乳児の頃からの付き合いだという「常連親子」も多い。

 託児を実施している団体は珍しいとみられ、母親からは「核家族なので助かる」という感謝や「他校の知人にうらやましがられた」という自慢も。市の学校応援団推進事業で配置されている地域本部コーディネーターが保護者への利用募集や名簿作りを行い、当日も立ち会うなどして団体と学校のつなぎ役を務めた。

 はなみずき有度は静清の合併協議が大詰めを迎えた00年に設立した。旧婦人会としての活動のほか、共働き家庭の子への食事支援などにも取り組んでいる。

静岡新聞社

最終更新:5/17(水) 12:05

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS