ここから本文です

<シジミ>島根 3年連続日本一 全国漁獲量の4割以上

毎日新聞 5/17(水) 11:14配信

 農林水産省が発表した都道府県別の漁業統計(2016年)で、島根県内のシジミの漁獲量が3年連続でトップになった。漁獲量は4172トンで前年を166トン上回った。全国の漁獲量は9583トンで、島根産が4割以上を占めた。宍道湖漁協の門脇幹男組合長は「日本一の産地として今後も自主的に資源保護などに取り組んでいきたい」と話している。

 統計によると、2位以下は、青森3147トン▽北海道928トン▽茨城495トン▽東京381トン--。

 島根産のシジミは、72~87年の漁獲量が年間1万トンを超え、73年には最多の1万9234トンを記録した。以降、ほとんどの期間で漁獲量日本一を誇ってきたが、2010年前後から宍道湖の塩分濃度の低下やアオコの発生で生育環境が悪化。漁獲を制限するなどして、11~13年は青森に首位を譲った。

 近年は資源量も回復傾向で、過去5年の漁獲量は、12年=1837トン▽13年=1979トン▽14年=3622トン▽15年=4006トン--と増加傾向にある。

 県水産技術センターは「資源量は高水準を保っており、今後も安定した漁獲が見込める。ただ、小さなシジミの生息が少なく、長期的に推移を注意したい」としている。【長宗拓弥】

最終更新:5/17(水) 11:14

毎日新聞