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<共謀罪>野党、法相不信任案を提出 法案採決方針に反発

毎日新聞 5/17(水) 11:24配信

 民進、共産、自由、社民の野党4党は17日午前、金田勝年法相の不信任決議案を衆院に提出した。「共謀罪」の成立要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を巡り、野党が17日の衆院法務委員会で採決しないことを確約するよう求めたのに対し、与党が応じなかったため。17日の法務委は開かれない見通しで、改正案の衆院通過は週明けとなる可能性も出てきた。

 不信任案は、金田氏が改正案について報道機関向けに「国会提出後に議論すべきだ」との文書を配布・撤回するなどしたことを「極めて無責任な姿勢」と指摘。金田氏の答弁に関し「法務行政に関する著しい無知・無理解」があるとして、「法相の任務を遂行する資格がない」と批判した。金田氏は国会内で記者団に対し、「職責を果たす」と述べた。

 民進党の笠浩史国対委員長代理は「国務大臣としてはあるまじき醜態をさらし続けている。法相は自らけじめをつけ、交代をさせて、しっかりと体制を整えるべきだ」と強調した。

 与党は当初、17日の委員会採決を経て、18日に衆院通過させる方針だったが、遅れる見通しとなった。18日の衆院本会議で不信任案を否決したうえで、19日に委員会採決する方針だ。衆院通過は23日に遅れる可能性もある。6月18日の会期末までの成立には日程がさらに窮屈となっており、会期延長も視野に検討する。【光田宗義、真野敏幸】

最終更新:5/17(水) 11:33

毎日新聞