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<名人戦>熱戦続く 第4局2日目

毎日新聞 5/17(水) 11:44配信

 佐藤天彦名人(29)に稲葉陽八段(28)が挑戦、稲葉の2勝1敗で迎えた第75期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局は17日、岐阜市の十八楼で2日目の対局が始まった。

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 稲葉、佐藤の順に対局室に入室。立会の森雞二(けいじ)九段が佐藤の封じ手を「3六歩です」と読み上げた。

 今期初の角換わり戦から後手の佐藤が右玉に構えた第4局。佐藤が長考した封じ手は、桂頭に歩を突き出す一手。稲葉も予想していたのか、すぐに同飛と取った。佐藤は3八角と敵陣に角を放った。

 稲葉は2八歩で角成を防いだが、佐藤は3五歩と飛と角の利き筋に歩を放った。

 佐藤は50分の長考で5五歩と突いた。先手が角を取り、後手が銀と桂を取る進行が双方ともあまり時間を使わずに展開された。解説の豊島将之八段は「封じ手は本命視されていた手でした。3八角は後手が馬を作る狙いでしたが、その後の5五歩は激しい展開に踏み込む手。予想できなかった進行になりました」と語った。

 稲葉が67手目を考慮中の午後0時半、昼食休憩に入った。残り時間は稲葉3時間22分、佐藤2時間29分。同1時半再開。【山村英樹】

最終更新:5/17(水) 14:00

毎日新聞