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阪神・糸原、粘って満塁一掃!金本監督も称賛「最高のヒット」

スポニチアネックス 5/17(水) 6:00配信

 ◇セ・リーグ 阪神8―1中日(2017年5月16日 甲子園)

 期待以上の一打だった。1点を返された直後の5回。2死満塁の好機を迎えても阪神・金本監督は動かなかった。左腕アラウホに対して左打者の糸原をそのまま送り出した。代打策を「考えなかった」と断言。左腕には過去5打席で無安打だった糸原に託し、最高の結果を引き出した。

 「そういうことは気にせず打席に入りました。追い込まれていたので必死でした。追加点がどうしても欲しい場面だったので、何とかタイムリーを打てて良かった」

 1ボール2ストライクからの6球目。初対戦だった長身左腕の外角速球を捉えた、いや、食らいついた。打球は左翼線へ弾み、満塁の走者を一掃。大勢を決する3点を加えた殊勲の二塁打になった。

 見守った金本監督は勝負を分けた1球を分析した。「一番は、あのファウル。外の真っすぐをファウルにしたやつ。変化球を頭に入れながらカットして。ああいう姿勢」。1ボール2ストライクからの5球目。追い込まれた状況で変化球も警戒をしなければいけない中、際どい外角速球をファウルした。その直後の6球目、同じコースを今度は安打。新人離れした高い打撃技術で粘った末に響かせた快音だった。

 「実は糸原には押し出しを取ってくれないかなと思っていた。その確率にかけたら、まさかの3点タイムリー。何とか食らいつく姿勢といいますか、腰を引くことなく、しっかり踏み込んで打ったヒット。最高のヒット。やっぱり、あの姿勢よね」。

 左腕から6打席目で記録した初安打。3四球を合わせた4出塁も加え、指揮官の評価を一段と高めた夜になった。(山本 浩之)

最終更新:5/17(水) 21:16

スポニチアネックス