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オーストリア、前倒し総選挙は10月 右翼の伸びが焦点

朝日新聞デジタル 5/17(水) 12:10配信

 オーストリアの与野党を含む主要政党は16日、前倒し総選挙を10月15日に行うことで合意した。大連立を組むケルン首相の中道左派・社会民主党と中道右派・国民党の対立で政権維持が困難になったことが理由。3月に行われたオランダ総選挙などと同様、「オーストリア第一」や反イスラムを掲げて支持率トップを争う右翼政党・自由党の議席の伸びが焦点になる。

 オーストリア通信などが伝えた。総選挙前倒しの動議が17日にも国民議会(下院)に提出される。

 前倒しは自由党が主張。社民、国民の2大政党は一時世論調査の支持率で自由党に引き離されていたため慎重だった。だが、オランダ総選挙で自由党の友党であるオランダ自由党(PVV)が2位に終わり、フランス大統領選の決選投票でも右翼・国民戦線(FN)のルペン氏が敗れると、党勢回復を目指す国民党が早期実施に転じた。

 ケルン首相は国民党の動きに反発したが、これ以上の連立維持は不可能と判断。総選挙に備える考えを示した。(ウィーン=喜田尚)

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 12:10

朝日新聞デジタル