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韓国大統領の特使が日本到着 「早期かつ多くの首脳会談を」

聯合ニュース 5/17(水) 15:51配信

【東京聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が特使として日本へ派遣した与党「共に民主党」の文喜相(ムン・ヒサン)国会議員(元国会副議長)が17日午前、東京に到着した。

 文議員は羽田空港で記者団に対し「特使団は、新政権発足の意味と新たな対外政策の方針を親書という形で伝える任務を帯びて来た」と説明。「私はメッセンジャーなので、個人的な意見があっても申し上げるのは難しい」と前置きした上で、韓日首脳会談については「日程で具体的に合意するのは難しいだろうが、意思の打診はしなければならない」とし「できるだけ早期に、できるだけたくさん会おうというのが基本趣旨だ」と述べた。

 2015年末の旧日本軍慰安婦問題を巡る韓日合意の再交渉に言及するのかという問いには「それも含めて、対日政策に対する全般的なミッションがある」と答えた。

 安倍晋三首相が面談で慰安婦合意の順守を強調すると予想されることに対しては「それについては準備しているが、ここで明らかにするのは難しい」との立場を示した。

 韓日首脳が定期的に相互往来する「シャトル外交」については、「両首脳が11日の電話会談で言及したもので、新しい話ではない」と述べた。

 また、先ごろインタビューで取り上げた慰安婦合意を再交渉でも破棄でもない方法で解決するための「第三の道」に関して文大統領と共通の考えはあるのかとの質問には、「個人的な所信として以前にも国会で主張した」と答えた。

 文議員は14日、聯合ニュースの取材に対し「文大統領は安倍晋三首相との電話会談で(慰安婦合意の)破棄や再交渉という言葉は一切使わなかった。それはこの時点で非常に重要だ」として、「第三の道」について言及していた。

 文議員はこの日、「国民情緒が慰安婦合意に対して100%容認はできない雰囲気だ」とした上で、「両首脳、両国の外交当局の指導者が、克服するために知恵を発揮しようという話」だと語った。

 韓米日の連携を懸念する一部の声に対しては「全く心配はいらない。新政権の枠組みも韓米同盟を礎とした韓米日の連携を外交政策の基本にしており、亀裂が入ったり疑われたりする余地はない」とし、「北の核に対する連携は特に強化されるだろう」と述べた。

 文議員は、自身の役割は「メッセンジャー」であると繰り返し強調した後、政界、経済界、メディアの関係者に会い、さまざまな意見を聞く計画だと伝えた。

 日本には3泊4日の日程で滞在し、安倍首相をはじめ岸田文雄外相、菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長らと面会して文大統領からのメッセージを伝える。安倍首相との面談は18日に予定されている。

 日本特使団は、文議員のほか共に民主党の元恵栄(ウォン・ヘヨン)議員、尹昊重(ユン・ホジュン)議員、徐炯源(ソ・ヒョンウォン)元駐日公使、金聖培(キム・ソンベ)国家安保戦略研究院責任研究委員で構成されている。

 この日、空港には韓日両国のメディアが数多く集まり、文議員の訪日に高い関心を示した。

最終更新:5/17(水) 16:46

聯合ニュース