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黒田氏、金融政策への要請なかった 首相と4カ月ぶりの会談で

ロイター 5/17(水) 14:13配信

[東京 17日 ロイター] - 安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁は17日昼、首相官邸で1時間程度会談した。黒田総裁によると、金融政策運営について2%の物価安定目標の実現に距離がある中で、引き続きしっかりと金融緩和を続けていくと説明した。安倍首相から金融政策について特に要請はなかった、という。

安倍首相と黒田総裁の会談は1月以来、4カ月ぶり。会談では、黒田総裁が出席した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議など一連の国際会議の議論を踏まえて、世界経済情勢などを報告した。

総裁は「最近は世界経済の成長のテンポが加速しており、日本経済も順調に回復してきているという話をした」と語った。

高水準の企業収益とタイトな労働市場を挙げて「日本経済は潜在成長率を上回る成長が当分続く。そうしたもとで、物価も上昇していくと思う」との見通しを示した。

もっとも、足元の消費者物価上昇率がゼロ%程度で推移する中で「まだまだ目標から遠いところにある」と述べ、金融政策運営について「引き続きしっかり金融緩和を続けていく」ことを首相に説明した。首相から金融政策について「特に要請はなかった」という。

最終更新:5/19(金) 17:53

ロイター