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〔ロンドン外為〕円、112円台半ば(17日正午)

時事通信 5/17(水) 20:30配信

 【ロンドン時事】17日午前のロンドン外国為替市場では、トランプ米大統領による機密情報漏えい疑惑など、米政治の混乱を受けてリスク回避の動きが広がり、安全資産とされる円が買われた。円相場は1ドル=112円台半ばに上昇。正午現在は112円40~50銭と、前日午後4時(112円95銭~113円05銭)比55銭の円高・ドル安で取引された。
 この日はドル指数がアジア時間帯に97.8台と、昨年11月9日以来の低水準に落ち込んだ。1月上旬には103.8と14年ぶりの高水準に上昇していた。ロンドン・キャピタル・グループのイペル・オズカルデスカヤ氏は「完全にいってこいだ。トランプ氏が当選した大統領選以前の水準に戻った」と指摘した。
 円は112円半ばから前半でもみ合った。一時112円20銭台に強含む場面もあった。
 英CMCマーケッツの市場アナリスト、デービッド・マッデン氏は「市場はトランプ氏の米国ビジョンに期待したが、彼の計画はスキャンダルによって少なくとも棚上げされるか、最悪の場合は実現されないかもしれない」と説明した。
 ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.1105~1115ドル(前日午後4時は1.1080~1090ドル)。対円は同124円90銭~125円00銭(125円20~30銭)。ポンドは1ポンド=1.2965~2975ドル(1.2915~2925ドル)に上昇。この日発表された1~3月の英失業率が42年ぶりの低水準を記録し、「失業率の低下と物価の上昇でポンドの需要が高まった」(マッデン氏)。スイスフランは1ドル=0.9830~9840フラン(0.9865~9875フラン)。

最終更新:5/17(水) 22:28

時事通信