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幕末に醸造の川本幸民の出身地・三田市がビール検定創設 11月に第1回

産経新聞 5/17(水) 7:55配信

 日本人で初めてビールを醸造したとされる三田市出身の蘭学者、川本幸民(1810~71年)にちなみ、同市はビールの歴史やおいしい飲み方など“ビール通”度を認定する「三田ビール検定」を創設すると発表した。第1回は11月3日に実施。検定公式のテキストも販売するなど、市をあげて「ビールのまち」として売り出す。

 同市などによると、幸民は三田藩の藩医の三男として生まれ、江戸で蘭学を学ぶなどした。幸民は幕末に外国語の本を元にビールをつくったとして、「日本人で初めてビールを醸造した」とされている。市は、市民には市出身の偉人への誇りを持ってもらうとともに、市外の人には三田の認知度アップと観光振興を目的にビール検定を創設した。

 ビール検定は4択式約50問を想定し、100点満点中6割以上をとれば合格とする予定。出題内容はビール文化7割、市の歴史文化3割。公式テキスト(税込み540円)には幸民についての解説や、ビールの歴史、おいしいビールの注ぎ方などが記載され、検定で活用できるようにした。

 7~9月にかけて、同市の歴史文化のセミナーや、同市などにまたがる千苅貯水池から取水してビールを製造しているキリンビール神戸工場(神戸市北区)の見学会など計3回のセミナー開催を予定。参加すれば検定に加点されるという。

 検定公式テキストを監修した園田学園女子大名誉教授の田辺眞人さん(69)は「ビールが三田の新しいまちのブランドになる力がある」と話した。

 検定料は3千円。6~10月に募集し、定員は200人。問い合わせは市まちのブランド創造課(電)079・559・5012。

最終更新:5/17(水) 7:55

産経新聞