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東芝、子会社WH株を189億円で買い取り IHIから

朝日新聞デジタル 5/17(水) 17:29配信

 東芝は17日、経営破綻(はたん)した米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の株式の3%をもつIHIから、株式すべてを約189億円で買い取ったことを明らかにした。支払額はすでに、2017年3月期決算に織り込んでいる。

 IHIは06年にWHに共同出資した時から将来、東芝にほぼ同じ価格で買い取りを求める権利を持っていた。WHが米原発事業で巨額の損失を出して株式の価値が実質的になくなったことで、損失を防ぐために権利を行使した。

 買い取りで東芝の保有割合は90%になった。ただ、東芝は3月にWHが米連邦破産法11条の適用を申請した後、経営の支配権を失ったとしてWHを連結の対象から切り離している。

 残りの10%の株式はカザフスタンの国営企業「カザトムプロム」が保有し、同様の買い取り請求権も持っている。10月1日以降に行使できるといい、その場合は東芝が約630億円を支払うことになる。過去には13年にも、米エンジニアリング大手、ショー・グループからWH株の20%を約1250億円で引き取っていた。(川田俊男)

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 17:29

朝日新聞デジタル