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大型の外来スッポン、名古屋の堀川に 指かまれる危険も

朝日新聞デジタル 5/17(水) 17:57配信

 北米原産で国の生態系被害防止外来種リストに掲載されているフロリダスッポンが名古屋市内の堀川で見つかった。県内では野外での生息例は確認されておらず市が情報を集めている。

【写真】堀川で見つかったフロリダスッポン=2日、名古屋市中区、酒井正二郎さん提供

 発見した名古屋市内の酒井正二郎さん(63)によると、3月末に甲長が40~50センチほどの大型のカメ1匹が、同市西区の筋違橋付近で川中を泳いでいたのを見つけた。その後、中区で甲羅干しをしている様子などを撮影。専門家に確認したところフロリダスッポンとわかったという。「最初はニホンスッポンかと思ったが、甲羅に特徴があるのでもしやと思った」

 市環境局なごや生物多様性センターなどによると、フロリダスッポンは甲長が最大で60~70センチほどに成長する大型カメ。性格は臆病だが、手を出すと指をかまれる危険もある。国内のペットショップで販売されており、堀川の個体もペットとして飼われていたが、捨てられたとみている。

 堀川は過去にも同リストに載るトゲスッポンやワニガメが相次いで見つかり、市が捕獲した。同センターの専門員野呂達哉さんは「フロリダスッポンも繁殖するおそれがある。安易に捨てないで欲しい」と話している。(佐藤英彬)

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 20:38

朝日新聞デジタル