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眞子さまご婚約へ 女性宮家議論加速か

産経新聞 5/17(水) 7:55配信

 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまの婚約に向けた準備が進められていることが判明したことで、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる女性宮家創設を含め、政府の皇位の安定的継承に関する議論が加速しそうだ。

 ただ、女性宮家に関しては将来の女系・女性天皇への道を開き、125代の現天皇陛下まで一度の例外もなく父方の系統に天皇を持つ男系で紡がれてきた皇室の伝統を、変えかねないとの懸念も指摘される。

 政府が初めて本格的に皇族減少問題に取り組んだのは、小泉純一郎内閣の時だ。当時、男性皇族が40年誕生しなかった状況を受け、小泉氏が平成17年に有識者会議を設置した。

 会議は、女系天皇と女性天皇を容認し、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ女性宮家創設を容認する内容の報告書をまとめた。小泉氏は皇室典範改正案の国会提出に意欲を示したが、翌18年に、秋篠宮妃紀子さまが悠仁さまを懐妊されたことで提出は見送られた。

 24年10月には、野田佳彦内閣が有識者のヒアリングを基に女性宮家の創設を柱とする「論点整理」を公表。だが、同年12月の衆院選で自民党に政権交代したことで白紙に戻った。

 一方で現政府内には、女性宮家の当主が、旧皇族やその他の男系の血を引く男性と結婚すれば、何ら問題はないとの見方もある。

 天皇陛下の譲位への対応を検討した有識者会議は今年4月、皇族減少問題を「先延ばしできない課題」だとし、政府に早期の検討を求める最終報告を提出。衆参両院正副議長が取りまとめた国会見解には、女性宮家創設などが盛り込まれている。

最終更新:5/17(水) 8:36

産経新聞