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北朝鮮制裁めぐり米中が協議=進展は予断許さず―安保理

時事通信 5/17(水) 15:02配信

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は16日、北朝鮮による14日の弾道ミサイル発射を受けた緊急会合を開いた。

 日米両国などは追加制裁の必要性を訴えたが、安保理全理事国の一致には至っていない。当面は追加制裁を強く求める米国と圧力より対話を重視する中国との水面下の協議が続けられる見通しだ。

 ヘイリー米国連大使は緊急会合前の記者会見で追加制裁について、中国と協議していることを認め、「(議論が)前進を続けることを促す」と語った。

 米中両国が協議を始めたのは4月29日のミサイル発射以降だ。この直前、安保理では北朝鮮問題の閣僚級会合が開かれ、議長国の米国からはティラーソン国務長官が出席。「北朝鮮が動く前に行動するよう安保理に求める」と迫っていた。

 4月の発射は失敗したとみられているが、安保理会合直後だったため、米国は強力な対応を模索し始めた。そこへきて今月14日のミサイルは高度2000キロ超に到達。脅威が一段と高まったことを受け、米国は本格的に追加制裁を視野に入れ始めた。

 ヘイリー氏は会見で中国との協議に関し、▽飛距離が長い▽大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発に向け大きく進展―などと判断されれば、行動を取ることで米中両国が合意していることを示唆。14日のミサイルがいずれの条件も満たしているとの認識を示した上で、「中国がそれ(合意)に忠実であることを信じている」と述べた。 

最終更新:5/17(水) 17:15

時事通信