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外交・安保司令塔の人選が難航 「慎重」=韓国新政権

聯合ニュース 5/17(水) 21:10配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足してから1週間が経ち、米国との首脳会談の開催(6月末)は決まったものの、外交・安全保障の司令塔となる青瓦台(大統領府)の国家安保室長の人選が遅れている。

 安保室長を巡っては当初、今週初めに任命されるとの見方が出ていた。

 青瓦台の関係者は17日、記者団に対し、「安保室長のポストが持つ重要性のため、文大統領が慎重に慎重を期している」と伝えた。

 安保室長の人選が遅れているのは、候補者の検証に時間がかかっているためとされる。青瓦台は文政権初の安保室長という象徴性を勘案し、徹底的な検証を進めているという。

 候補者は青瓦台外交安保タスクフォース(特別チーム)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)団長や金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で対北朝鮮政策に深く関与した文正仁(ムン・ジョンイン)延世大名誉特任教授、魏聖洛(ウィ・ソンラク)元朝鮮半島平和交渉本部長らに絞られているとされる。

 朴槿恵(パク・クネ)政権で安保室長を独占していた軍出身者を排除する雰囲気が強く、北朝鮮の核問題や米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題などを解決するためには外交経験が必要とされ、外交官出身者や国際政治に詳しい学者らが優先的に考慮されているという。

 ただ、北朝鮮が14日に弾道ミサイルの発射実験を行ったことなどを受け、軍出身者を排除してはならないとの声もある。 

 青瓦台は19日ごろ、安保室長や外交部長官らを発表するとみられる

最終更新:5/17(水) 21:13

聯合ニュース