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北ミサイル進展に懸念 首相講演「G7で圧力強化を」

産経新聞 5/17(水) 7:55配信

 ■米太平洋軍司令官と連携確認

 安倍晋三首相は16日、東京都内で講演し、北朝鮮が14日に発射したミサイルについて「高度が初めて2千キロに達した。(大気圏に)再突入する際の弾頭の状況を評価する実験を行ったのではないか」と述べ、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術の進展に強い懸念を示した。その上で「こうした懸念をG7(先進7カ国)でも共有し、北朝鮮に強い圧力をかけなければいけない」として、来週末にイタリアで開かれる主要国首脳会議で北朝鮮問題を議論する考えを示した。

 首相はまた、中国が北朝鮮から石炭の輸入を停止したことに言及し、「まだまだやれることがある。われわれは中国にその役割を果たしていくように促していきたいと思うし、注目している」と述べた。

 首相は講演に先立って首相官邸で米太平洋軍のハリス司令官と会談。北朝鮮に対し、日米で連携して圧力を強化することを確認した。海洋進出を強める中国を念頭に、東・南シナ海情勢についても協調して対応することで一致した。

 首相は、北朝鮮のミサイルについて「日米両国に対する重大な脅威で断じて容認できない」と非難。4月下旬の原子力空母カール・ビンソンを中心とする米空母打撃群と海上自衛隊の共同訓練について「日米の地域の平和と安定に対する決意を示すものだ」と評価した。ハリス氏は「日米同盟は世界に影響力を及ぼすものになってきている」と語った。

最終更新:5/17(水) 8:15

産経新聞