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<訃報>佐々木成子さん97歳=声楽家

毎日新聞 5/17(水) 20:05配信

 ドイツ歌曲を得意とし、日本人として初めてオーストリアの芸術科学名誉十字勲章を受けたメゾ・ソプラノの佐々木成子(ささき・さだこ、本名・内田成=うちだ・さだ)さんが15日、老衰のため亡くなった。97歳。葬儀は20日午後1時、東京都世田谷区成城8の22の1のサクラビア成城。後日、しのぶ会も開く予定。喪主はおい戸塚亮一(とつか・りょういち)さん。

 東京都出身。現・東京芸大を卒業後、日本の声楽家としてウィーン留学の草分けとなった。ドイツ語の詩の響きを大切にする味わい深い歌唱は多くのファンを魅了した。二期会創立メンバーで、シューベルトや中田喜直の作品の名演で知られた。早くから文化交流に尽力し、武蔵野音大や京都市立芸大で後進の指導にも当たった。80歳を過ぎても独唱会を開き、精力的に活動した。90年、勲四等宝冠章受章。

最終更新:5/17(水) 20:05

毎日新聞