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債権譲渡は「顧客不在」=長崎県内の経営統合で―地銀協会長

時事通信 5/17(水) 17:01配信

 全国地方銀行協会の中西勝則会長(静岡銀行頭取)は17日の定例記者会見で、ふくおかフィナンシャルグループ(FG)と十八銀行が経営統合に際し、長崎県内のシェアを下げるため貸出債権の他行への譲渡を検討していることについて、「個人的には賛成できない。顧客不在であり、本末転倒だ」との見解を示した。

 ふくおかFGと十八銀の経営統合をめぐっては、長崎県内の貸出金シェアが約7割に達するため、公正取引委員会の審査が長引き、今年4月としていた統合時期を半年間延期した。債権譲渡の背景には、公取委の意向があるとみられる。金融界では、こうした県内のシェアを重視する公取委の姿勢を疑問視する声もある。 

最終更新:5/17(水) 19:27

時事通信