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<トクホ>大正製薬などの粉末緑茶 基準満たさず自主回収

毎日新聞 5/17(水) 20:30配信

 消費者庁は17日、大正製薬など2社が販売する特定保健用食品(トクホ)の粉末緑茶について、有効成分の含有量が申請された基準に満たなかったと発表した。2社は対象商品の販売を停止し、自主回収を始めた。

 対象は、大正製薬が販売する「ドゥファイバー 粉末スティック」と、静岡市の製茶メーカー・佐藤園が販売する「緑の促茶」。製造元はいずれも佐藤園で、商品名と内容量が異なるが中身は同じ商品。便通の改善に有効としている。

 消費者庁が今年2~3月、市場で販売されている7商品(製造元6社)を抜き打ち検査した。この2商品で食物繊維が申請された基準値(1包4グラム中に2.6グラム)を、最大で2割程度下回った。

 佐藤園は、昨年3月以降に製造された商品で、原料を仕入れる際の検査に問題があったとして、先月20日に出荷を停止。自社が販売した約4000箱を自主回収する。大正製薬の自主回収分は数千箱という。

 トクホを巡っては、大阪市の会社が扱う商品で成分量が不適切だったことが昨年9月に発覚し、消費者庁が初めて許可を取り消した。抜き打ち検査はこの問題を受けて実施、今年度も30~40商品の検査を予定している。トクホの許可・承認数は4月10日時点で1123件。このうち約360商品が市販されている。【曹美河】

最終更新:5/17(水) 20:39

毎日新聞