ここから本文です

プロ野球 阿部4打点、4番の仕事 決勝2ラン&中押し打 巨人連敗止める

産経新聞 5/17(水) 7:55配信

 試合の流れを一撃で手繰り寄せた。巨人の阿部が一回2死二塁、ヤクルト・ブキャナンの直球を左翼席へ運んだ。

 2ストライクと追い込まれての外角の厳しい球だった。「チェンジアップを頭に入れながらも反応できた。自分でもうまく打てたと思う」。38歳のベテランは胸を張った。技ありの決勝2ランだった。

 先週の広島との2連戦は9点差、7点差で連敗し手も足も出なかった。阿部は「全員悔しい思いをした。週が変わったので、切り替えてとにかく頭をとる」と気持ちが入っていた。

 一回に続き、五回には右前に2点適時打を放ちこの日4打点。高橋監督は「先週負けた変な空気を阿部が変えてくれた」と褒めた。

 1年前、阿部はもがいていた。右肩を痛めてファーム暮らしが続き、昨年ようやく1軍の試合に出場したのは5月31日。広島に独走優勝を許した責任を感じ、今季の目標の一つを「1試合でも多くグラウンドへ立つ」と決めた。昨季の悔しさが胸にあるからこそ、勝利に貢献できる喜びを感じている。

 この日の本塁打で通算381号。恩師でもある前巨人監督の原辰徳氏がマークした382本塁打(歴代20位)にあと1本と迫った。「いい一本を打てるように心がけている。一本一本積み重ねたい」。勝利に直結する打撃こそが4番の仕事だ。(浜田慎太郎)

最終更新:5/17(水) 8:17

産経新聞

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合5/26(金) 9:40