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マクロン政権、左右両派から重要閣僚 総選挙控えた布陣

朝日新聞デジタル 5/17(水) 23:46配信

 フランスのマクロン大統領が17日、閣僚を指名して政権を正式に発足させた。オランド前政権で国防相を務めたルドリアン氏を外相に、内相にはコロン・リヨン市長をあてるなど社会党の大物を起用。また中道右派・共和党から経済相と財務相を迎えた。6月の総選挙をにらんで左右両派を取り込む布陣だ。

 閣僚に仕える担当相を除いた18大臣のうち、マクロン氏の新党の事務総長も含めて社会党などの左派からは計5人。また、大統領選で連携した中道政党「民主運動」のバイル氏を法相にあてたほか、同党から国防相、欧州相を選んだ。

 政権安定のため、総選挙で過半数の議席獲得を目指すマクロン氏は、左右両派から閣僚を迎え、既成政党にくさびを打ち込んだ。共和党は、経済相に就いたルメール氏、財務相のダルマナン氏を除名にする考えを示した。社会党からは「左派に裏打ちされた内閣に右派がいる」との皮肉が出た。

 一方、環境、保健、文化などのポストは、環境問題に取り組んで知名度が高いユロ氏や、医療や出版業界などから登用し、政治の刷新をアピールした。男女は9人ずつだ。(パリ=青田秀樹)

朝日新聞社

最終更新:5/18(木) 0:58

朝日新聞デジタル