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<眞子さま婚約へ>女性皇族 公務担い手不足の懸念も

毎日新聞 5/17(水) 22:00配信

 秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(25)は、東京大学総合研究博物館の特任研究員などとして研究活動に励む一方、成年皇族として数多くの公務に取り組まれ、国民と皇室をつなぐ役割を果たしている。現行制度では、眞子さまは結婚によって民間人となる。未婚の女性皇族の多い皇室では、今後、公務の担い手が不足することが懸念されている。

 眞子さまは2011年に20歳となり、成年皇族として公務に取り組むようになった。15年10月には日本テニス協会の名誉総裁に就任。16年6月には日本工芸会の総裁に就いた。先代総裁の桂宮さまが14年6月に亡くなり、同会が大学で美術や文化財研究を専攻した眞子さまに就任を要請した。外国への公式訪問はこれまでに2度あった。

 眞子さまが小室圭さん(25)と結婚した場合、皇室典範12条の「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」との規定から皇族ではなくなる。

 現在の皇室は天皇陛下をはじめ19人で構成されているが、眞子さまを含めて未婚の女性皇族は7人いる。皇太子ご夫妻の長女愛子さま(15)を除く6人は20~30代で、成年皇族として公務に取り組んでいるが、結婚によって皇室を離れた場合、公務の多くは引き受け手がいなくなる可能性が高い。

 秋篠宮さまは、昨年11月の誕生日にあわせた記者会見で、担い手が減少した後の公務について「皇族ができる範囲で公的な仕事を行っていくということになるのではないかと思います」との考えを示された。宮内庁幹部は「現在の公務をお断りしていくこともある。見直しは避けられない道だ」と話している。【高島博之、山田奈緒】

最終更新:5/17(水) 22:56

毎日新聞