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<加計学園計画>野党集中審議を要求 徹底追及へ

毎日新聞 5/17(水) 23:27配信

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡って、安倍晋三首相の意向をうかがわせる文書が明らかになり、民進党など野党は勢いづいている。大阪市の学校法人「森友学園」の問題では手詰まり感が漂っていただけに、衆参両院予算委員会での集中審議を求め、徹底追及する構えだ。

 民進党は17日、党内に「加計学園疑惑調査チーム」を設置し、文部科学省などに説明を求めた。共同座長を務める桜井充参院議員は、同学園理事長が首相の友人であることを踏まえ、「事実だとすれば、韓国の朴槿恵前政権と何も変わらない。議員辞職するような大きな問題だ」と指摘した。

 山井和則国対委員長は、森友学園の国有地取得問題と関連付け「首相や夫人のお友達なら破格の優遇を受けられる究極の『えこひいき』政治だ」と批判。共産党の穀田恵二国対委員長は「首相出席の集中審議が必要だ」と述べた。

 政府側は火消しに躍起になっている。菅義偉官房長官は17日の記者会見で「まったく怪文書みたいな文書。出所も明確になっていない」と指摘。内閣府の回答として「官房長官、官房長官の補佐官、両副長官等の要人には『1、2カ月単位で議論せざるを得ない状況』と説明してある」と書かれていたことに、「私の部分は明快に間違っていた。補佐官はまったく関与していなかった」と反論した。

 しかし、民進党の玉木雄一郎衆院議員は17日夜、BSフジの番組で、官僚時代の経験をもとに「個人用のメモは私もよく書いたが、それを組織的に用いれば行政文書になる」との見解を示した。野党は政府の説明に納得していない。【真野敏幸、遠藤修平】

最終更新:5/18(木) 0:23

毎日新聞