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<仏大統領>2大政党から新閣僚 バランス人事

毎日新聞 5/17(水) 23:37配信

 【パリ賀有勇】フランスのマクロン大統領は17日、新内閣の閣僚名簿を発表した。外相に左派・社会党のルドリアン前国防相(69)、経済相に右派・共和党のルメール元農相(48)を起用した。マクロン氏の中道新党「共和国前進」(REM)は、現在議席を持たない国民議会(下院)の6月の総選挙で過半数獲得を目指している。今回のバランス人事には、主要政党各派の人材を登用して選挙に向け支持基盤の拡大を図る狙いがあるとみられる。

 新内閣は総選挙までの暫定内閣の色合いが濃い。内相にはリヨン市長で社会党のコロン上院議員(69)、司法相には大統領選でマクロン氏を支持した中道政党・民主運動のバイル議長(65)を選んだ。閣僚22人の半数を女性が占めた。首相には共和党からフィリップ下院議員(46)が15日に任命されていた。

 マクロン氏は今月7日の大統領選決選投票で大勝した。だが対抗馬だった極右・国民戦線のルペン党首(48)への反対票にも支えられており、総選挙まで勢いが持続するとは限らないのが実情だ。

 当初、発表は16日の予定だったが、汚職の有無などの調査に時間がかかり、1日延期されていた。

最終更新:5/17(水) 23:37

毎日新聞