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“小兵軍団”北照、不祥事で秋辞退から2季ぶり全道大会へ

スポーツ報知 5/18(木) 7:33配信

◆春季全道高校野球地区予選 ▽小樽地区代表決定戦 北照6―1小樽水産(17日・小樽市桜ケ丘)

 6地区で13試合が行われ、小樽地区代表決定戦は、北照が6―1で小樽水産を下し、9年連続33度目の全道出場を決めた。2回に斎藤瑠樹(るき)右翼手(3年)と山崎柊斗遊撃手(3年)の適時二塁打で3点を先制。ともに身長160センチ台の“小兵コンビ”が奮闘した。

 高らかと校歌を歌い終え、北照ナインに笑顔がこぼれた。小樽水産に6―1で勝利。今春が公式戦初采配となった上林弘樹監督(37)は「素直にうれしい。(全道に出ることで)実戦経験を積める」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 近年で最も小さい小兵軍団だ。今年の北照は167センチの八和田恭希主将(3年)を始め、スタメン平均身長が171センチ。それを象徴するのが下位打線に潜む7番・斎藤と9番・山崎だ。

 2回2死一塁。166センチの斎藤が左中間を破る先制適時二塁打。その後2死一、二塁とし、今度は161センチの山崎も右越え適時二塁打で続いた。小さな2人の大きな長打で3点先行。山崎は「1点だけでは物足りない場面。つなぐのが僕の役目」と胸を張った。

 “160センチ台コンビ”はハンデを埋めるべく、毎食ご飯をどんぶりで3杯食べ続けた。入学当初はさらに小柄な158センチ52キロだった山崎は、「最初は3杯目がしんどかったけど、最近はパワーがついて長打が増えた」。斎藤も上半身に偏っていた筋力トレーニングのメニューを下半身中心に変え、90キロの重りをつけたスクワットを繰り返してきた。「打球が速く、より遠くに飛ぶようになった」

 代表決定戦ではクリーンアップが計2安打も「(今予選は)下位打線が機能してチームは上向いた。この2人がいるのは大きい」と上林監督。昨秋は部内暴力などの不祥事発覚を受け出場を辞退したが、晴れて2季ぶりの全道出場を決めた。斎藤は「つなぐ野球ができるチームになってきた。全道でも勝ち進みたい」と闘志。3年ぶり5度目の全道優勝へ、小兵軍団が大物狩りに出る。(宮崎 亮太)

最終更新:5/18(木) 7:33

スポーツ報知

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