ここから本文です

美宇「こっちも対策している」中国勢の包囲網突破し単複メダル宣言…29日から世界選手権

スポーツ報知 5/18(木) 6:05配信

 卓球の世界選手権個人戦(29日~6月5日、ドイツ・デュッセルドルフ)に出場する日本代表が17日、都内で記者会見と壮行会に出席した。4月のアジア選手権女子シングルスで日本勢21年ぶりに優勝した世界ランク8位の平野美宇(17)=エリートアカデミー=は、“美宇包囲網”を突破してのメダル獲得を宣言。「打倒・中国」の再現へ意欲を見せた。

【写真】みうみま、福原愛先輩から刺激…理想は引退即結婚

 世界選手権でも主役は平野だ。日本女子21年ぶりのアジア制覇の快挙を受け、会見には報道陣140人が集結。昨年のリオ五輪前の100人を大きく上回る過去最大級の注目度だが「自分の成長を感じるし、すごくうれしいこと」と重圧はない。優勝候補として迎える大会へ「シングルスでもダブルスでもメダルを獲得したい」と誓った。

 世界最強の中国も恐れる存在だ。アジア選手権では世界ランク1位の丁寧、2位の朱雨玲、5位の陳夢を撃破して優勝。平野の耳には、雪辱を期す中国代表が自身と似たプレースタイルの選手を4人も準備し、対策を練っているという情報も届いている。包囲網が敷かれる中での戦いだが「似ている選手を作っているかもしれないが、自分には自分の良さがあるし、こっちも対策している。そこで勝てれば本物」と受けて立つ構えだ。

 “美宇効果”でチーム全体に打倒・中国の機運が高まっている。目標に据えながらも遠い存在だった相手に対し、石川佳純(24)=全農=は「次は私が勝つんだという気持ち」、伊藤美誠(17)=スターツ=は「私もできないわけじゃないんだと勇気づけられた」と同調。男子の倉嶋洋介監督まで「刺激になっている。(選手も)中国選手にストレスを感じないのでは」と話した。

 中心を担う平野は調整も万全だ。アジア選手権前には「(状態が)20%ぐらいで、調整がうまくいかなくて不安だった」と明かしたが、今回は「50%。いつもの試合前よりいい」と“2・5倍”の仕上がり。1969年大会の小和田敏子以来、48年ぶりとなる女子シングルスでの金メダルへ、再び王国を打ち破る。(林 直史)

最終更新:5/18(木) 9:19

スポーツ報知