ここから本文です

稀勢の里、同郷の先輩19代横綱・常陸山像の前で土俵入り

スポーツ報知 5/18(木) 5:33配信

 横綱・稀勢の里が茨城・水戸市にある第19代横綱・常陸山の像の前で土俵入りを行うことが17日、関係者の話で分かった。同県出身で角界と縁のある後援者の口利きで実現。夏場所後の6月11日の予定で、同郷の先輩横綱の前で雲竜型土俵入りを披露する。

【写真】鶴竜が5日目から休場

 同像前での土俵入りは生誕140周年を記念して、2014年12月に横綱・白鵬が行っているが、「当時は日本人の横綱がいなかったが、今回誕生したことでお願いした」(関係者)。19年ぶりに誕生した日本出身横綱、しかも同じ茨城出身とあって“白羽の矢”が立った。稀勢の里本人も既に快諾しており、今年1月に実家のある牛久市でのパレードに続いて故郷に錦を飾ることになる。

 当日は常陸山の孫にあたり、「お茶屋」と呼ばれる相撲案内所の一つ「高砂家」を取り仕切っている市毛弘子さん(79)も出席予定。市毛さんによると水戸市内にある常陸山の墓参りも行う。「同じ茨城出身の方の土俵入りはありがたい話です。墓参りも(私有地だが)管理人と話して、一回来ていただきたいということになった」と市毛さん。

 常陸山は武家の出身であったことから相撲の世界に武士道を導入。それまで天皇・政府の擁護はありながらも、興行に過ぎなかった大相撲を国技と呼ばれるほどに押し上げ、「角聖」と呼ばれた人物。故郷の偉大な先人に番付最高位を極めたことを、稀勢の里が純白の綱を締めて報告する。

最終更新:5/18(木) 8:50

スポーツ報知