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加藤一二三九段、連勝の藤井四段にアドバイス「先手番矢倉でタイトル取れる」

5/17(水) 10:34配信

オリコン

 将棋のレジェンド・ひふみんこと加藤一二三九段(77)が17日、東京・日本橋三越本店で開催される『大黄金展』のPRイベントに参加。昨年、史上最年少の14歳2ヵ月でプロ入りした藤井聡太四段(14)に現役最年長の加藤九段がアドバイスを贈った。

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 加藤九段は昨年、史上最年少の藤井四段のデビュー戦で対局し、敗戦。その後、藤井四段は連勝街道を歩み、デビュー以来の無敗記録を史上最多の17に伸ばしている。加藤九段は「藤井四段は破竹の進撃で連勝している。そこで私は彼の将棋を研究して思ったことがある。藤井四段は将棋界の歴史の中で、あの年代では一番研究熱心。私とか羽生(善治)さんとか米長(邦雄)さん、谷川(浩司)さんとかね。今のトップの棋士を全部、研究して、それが身についている」と評価した。「私をはじめ、今の将棋界のトップの8人ぐらいがいなかったら、藤井聡太もそんなに強くなれません」と話し、会場を笑わせていた。

 しかしながら、このままですんなりタイトル獲得とはならないという。「(藤井さんが、これから先、タイトルを取るか、大成するかということを、みなさん注目している。結論から言うと私も先手番矢倉(の戦法)で名人にもなり、500回ぐらい勝った人間。我々、将棋界のトップは先手の矢倉でトップに立っている」と過去を振り返りながら「藤井さんが、これから先、先手の矢倉を熟達するとタイトル取れます。これが無関心だったらば、いけません」と金言を贈っていた。

 また、羽生三冠にあだ名をつけたことを明かし「羽生善治さんのニックネームは『よっちゃん』です」とにっこり。ただ、自身のニックネーム「ひふみん」も70歳を過ぎたころから呼ばれ始めたそうで「よっちゃんは70歳過ぎたら」とお願いしていた。

 会見にはアマ三段の実力を持つ、つるの剛士(41)も登場。金のお鈴を鳴らしたつるのは「ほんとに、き~んっていうんですね」と笑顔だった。『黄金展』は、きょう17日から22日まで日本橋三越本店の本館7階にある催物会場で開催される。この日は『黄金の金将駒』(2000万円 税抜)、『K24 将棋駒一式』(2836万800円 税込)もお披露目された。また、200万円以上購入すれば加藤九段を対戦する権利が先着順で得られる。

最終更新:6/4(日) 15:51
オリコン