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鎌倉市役所の盗難 生活保護費267万円、職員らに損賠請求

産経新聞 5/17(水) 10:30配信

 神奈川県の鎌倉市役所で平成22年度から26年度にかけて市生活福祉課で保管していた生活保護費約267万円がなくなった問題で、市は管理に関わっていた職員ら11人に対して損害賠償を請求した。11人は今年4月28日付で全額を納付した。同問題に関しては、県警が窃盗事件として捜査を続けているが、摘発に至っていない。

 市によると、自治体職員が現金などを紛失した場合、自治体が地方自治法の規定に基づき、損害賠償を求める必要があるという。当時の生活福祉課長や福祉総務課長を含む11人のうち4人はすでに退職しており、在職者7人は懲戒処分を受けている。それぞれが納付した金額は明らかにしていない。

 なくなった生活保護費は、海外転出や死亡などの理由で本来支給が打ち切られている人の保護費だった。生活福祉課のキャビネットで保管。施錠していたが、鍵のある場所は多くの職員が知っていたという。

 松尾崇市長は「内部統制の強化と職員の意識改革の取り組みを両輪で進め、信頼回復に全力で取り組む」とコメントしている。

最終更新:5/17(水) 10:30

産経新聞