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福井専務理事、三橋元選手の八百長問題は「寝耳に水だった」/テニス

サンケイスポーツ 5/17(水) 21:09配信

 男子テニスの三橋淳元選手(27)が、国際テニス連盟(ITF)などが設けた不正監視団体・TIUから八百長に関与したとして永久追放などの処分を受けた問題で、日本テニス協会が17日、東京都内で会見した。

 「大変遺憾。さらに法令順守に努めたい」と頭を下げた福井烈専務理事は、「今後、国内大会の出場や日本協会への再登録は認めない」と明言した。三橋元選手は2014年度末で日本協会の選手登録から消えている。

 TIUの調査は秘密裏に行われるため、日本協会へ事前の照会などはなかった。16日午後に八田修孝広報委員長に連絡が入り、「寝耳に水だった」(福井専務理事)の状態だった。その後、日本協会では本人に連絡を取ろうとしたが、会見の時間までには家族を含めて接触はできなかった。状況から海外で活動しているとみられるという。

 協会では、昨年発覚したバドミントン選手の違法賭博問題を受け、代表チームの選手に対するアンケートや、講習の実施など法令順守の体制強化を進めてきた。「試合の不正操作」など禁止項目を明記した改訂倫理規定は30日の理事会で決議される手はずで、それを周知させるための啓発活動を行うことも19日の常務理事会で議決する予定だった。

 テニスの場合、ジュニア選手でも海外ツアーを回る者が多く、法令順守の講習などの実施も難しいため、インターネットを利用した学習方式も取り入れたばかりだった。その矢先に発覚した問題で、ショックは大きい。

 問題の時期は三橋元選手が日本協会の登録から外れた2015年とされているが、「国際的に日本人選手と報道され、協会として何らかの意思表明と防止策をすべき」と高橋甫常務理事。「接触があった選手へのヒアリングなど、改めて調査するかは、今後考えたい」とした。

最終更新:5/17(水) 21:09

サンケイスポーツ