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(朝鮮日報日本語版) 1-3月の韓国企業業績、「不況型黒字」脱却か

朝鮮日報日本語版 5/17(水) 8:02配信

 韓国では今年1-3月期の企業業績が売上高、利益ともに大きく伸びた。売り上げが伸びずに利益だけが増える「不況型黒字」から脱却しつつあるもようだ。

 韓国取引所が16日時点で有価証券市場(メーンボードに相当)の上場企業606社のうち536社の業績を分析した結果、1-3月の売上高は前年同月を8.4%、営業利益は25.3%、純利益は35.8%それぞれ上回った。1-3月期の営業利益と純利益としては、2011年に連結財務諸表を導入して以降で最高だった。

 サムスン電子に依存しての実績ではなく、同社を除外しても売上高が9.3%、営業利益が19.1%、純利益が32.8%それぞれ増えた。

 業種別に見ると、半導体の輸出好調で全体の純利益の伸び部分の80%以上が電機・電子業によるものだった。また、サービス業と流通業の純利益がそれぞれ1兆1000億ウォン、8000億ウォン増え、内需業種にも回復が見られた。一方、造船業の構造調整や自動車の輸出低迷で運輸装備業は売り上げと純利益がいずれも1兆8000億ウォン減少した。金融業は証券業の営業利益が71.2%増えるなど、業界全体で営業利益が44.1%も伸びた。

 サムスン証券リサーチセンター長のシン・ドンソク氏は「世界的な景気回復による好影響がIT関連の輸出企業から他の業種にも広がっている」と分析した。

 店頭市場コスダックの上場企業736社は、売上高が12.1%、営業利益が20.8%伸びた半面、為替変動や金融コスト増加などで純利益が1.3%減少した。

最終更新:5/17(水) 8:02

朝鮮日報日本語版