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「行ってみたい島」トップは? 理由は「国境を見たい」 長崎、佐世保市民アンケート

qBiz 西日本新聞経済電子版 5/17(水) 11:08配信

 長崎、佐世保両市民が今後最も行きたい長崎県内の離島は対馬―。今春、地元シンクタンクの長崎経済研究所(長崎市)が両市計500世帯を対象に行ったアンケートでこんな結果が出た。回答は409世帯。

 「これから訪れてみたい島」(複数回答)で、対馬は最多の37・5%。壱岐34・6%▽上五島24・2%▽小値賀18・0%▽下五島16・6%▽宇久11・3%-と続いた。対馬に行きたい理由には「国境を見たい」「釜山の夜景を見たい」など。上五島と小値賀は女性の回答割合が高く、宇久と小値賀は年収が高い人ほど割合が高い傾向という。

 県内の離島に行ったことがあるのは83・7%。渡航先は上五島(58・5%)と下五島(56・1%)が半数を超え、壱岐も43・3%。交通手段が限られる対馬は30・0%にとどまる。交通手段はフェリー、ジェットフォイルなどの高速船、飛行機の順に多く、目的は仕事が最多だった。

 離島に行ったことがない人の理由は「用事がない」49・2%、「暇がない」30・8%。「天候次第で予定が変更になる」「船が苦手」との回答もあった。

 国境に近い離島振興を掲げる国境離島新法が4月に施行され、国などによる航路・航空路の運賃割引や滞在型観光の支援が始まっている。安い旅行商品の発売については「離島に行くきっかけになる」が19・3%で、「一つのきっかけとはなる」の63・1%と合わせて8割以上が期待した。

 離島に人を呼び込む方法について、食や自然の美しさなどの情報発信強化が多く挙げられ、音楽やマラソンといった「共通の趣味がある人たちの催事の定着化」との意見もあった。同研究所は「旅費の低価格化だけではなく、島そのものの魅力を発信しないと人を呼び込めない」と分析する。

西日本新聞社

最終更新:5/17(水) 12:03

qBiz 西日本新聞経済電子版