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米国株まちまち、ハイテク上昇でナスダック高値更新(16日)

ロイター 5/17(水) 5:57配信

5月16日火曜日―火曜日のニューヨーク株式市場はまちまちで引けました。ダウ平均とS&P500種株価指数はほぼ横ばい、一方ナスダック指数は上昇し、連日で史上最高値を更新しました。 
世界的にサイバー攻撃が広がる中で、ハイテク株の一角が上昇、特に目立ったのはマイクロソフトでした。多くの企業がコンピューターのシステムのアップグレードやセキュリティの強化の必要が出てくるとの思惑が広がりました。マイクロソフトは2.01%高で引け、ナスダック指数をけん引しました。 一方、ユナイテッドヘルスは、高齢者向けの公的医療保険(メディケア)を過剰請求した問題で、ユナイテッドヘルスを相手取り訴訟を起こしている内部告発者が、ユナイテッドヘルスは「メディケア制度を操作している」と米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで話しました。1.99%安で引けました。また製薬大手のファイザーも軟調です。シティグループが投資判断を「売り」に引き下げたことが要因です。終値は1.57%安でした。今週は小売企業の決算発表が続いています。ホームセンター最大手のホーム・デポが発表した第1四半期決算は、利益、売上高ともに市場予想を上回りました。住宅市場が好調な中、客足と店舗での平均支出額が増加したことが寄与しました。ホーム・デポは0.59%高でした。一方、4月の住宅着工件数は前の月から2.6%減少した117万2000件に留まりました。また先行指標とされる住宅着工許可件数も予想を下回り、前の月から減少しました。米景気に対する過度な期待が後退、マーケットの上値を抑える要因にもなりました。ダウ平均の構成銘柄はまちまちで、下げたのはユナイテッドヘルス、ナイキ、ファイザーなど、上げたのはマイクロソフト、IBM、マクドナルドなどでした。ロイターの吉川淳子がニューヨークからレポート。

最終更新:5/17(水) 5:57

ロイター