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千賀、悪夢の9球降板 和田、武田に続きホークス緊急事態 トレーナー「背中がつったような感じ」

西日本スポーツ 5/17(水) 6:01配信

 わずか2人、9球で緊急降板! 今季5勝を挙げている千賀滉大投手(24)が悪夢のアクシデントに見舞われた。初回1死から駿太を空振り三振に仕留めた直後に降板。背部の違和感を訴えたもので、試合中に球場を離れて大阪市内の病院で検査を受けた。試合もオリックスに2-3で敗れ、5月初の連敗。先発陣は和田と武田が故障離脱中で、千賀も戦列を離れる緊急事態になれば、工藤ホークスは大きな試練に直面する。

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 5連勝中だった右腕が表情をゆがめた。初回。1番武田を1球で右飛に仕留め、2番駿太を8球で空振り三振に打ち取った直後。千賀を悪夢のアクシデントが襲った。駆け寄った内野陣や佐藤投手コーチに心配そうに見つめられながらベンチに下がると、マウンドに戻ることはなかった。

 わずか2人、9球での緊急降板。試合中にトレーナーに付き添われて大阪市内の病院で精密検査を受け、球場には戻らず宿舎に帰った。球団は理由を「背部の違和感」と発表。三森1軍メディカルトレーナー補佐は「背中の左側がつったような感じ」と説明した。

 試合前の投球練習から多少の違和感があったとみられる。マウンドでも、女房役の甲斐は「球筋がいつもと違った」と感じたという。試合後の工藤監督は「病院にも行ったみたいなので、その結果はまた明日という形」と話し、今後について明言はしなかった。

 4月末からチーム状態が上向いてきた工藤ホークスだが、先発陣の台所事情は楽ではない。開幕投手の和田が左肘炎症、武田が右肩炎症で4月中旬に離脱。2年連続で開幕ローテ入りした千賀が、週の初戦となる火曜日の先発としてもチームを引っ張ってきた。

 それだけに、千賀まで戦列を離れる緊急事態になれば、日本一奪回を目指すチームへの影響は計り知れない。この日は千賀が降板した後、2番手石川から5人の救援投手が試合を懸命につくったが、オリックスに2-3で惜敗。チームは5月初の連敗を喫した。

 千賀は9日に金子と今季初めて投げ合い、8回1失点で勝利投手となった。リーグを代表する右腕による2週連続の先発対決は注目を集めたが、今回はアクシデントに見舞われた千賀が先発では自己最短の2/3で降板。打線も終盤はオリックスの継投にかわされた。

 「結果的に(失点は)3点。十分にリリーフも投げてくれた。切り替えて、明日頑張りましょう」。工藤監督は救援陣の踏ん張りを評価したが、勝った首位楽天とのゲーム差は再び「3・5」に拡大。千賀はきょう17日の状態で今後の方向性が決まるとみられる。軽傷であることを祈るしかない。

西日本スポーツ

最終更新:5/17(水) 6:01

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