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<溺死大学生放置事件>父親「納得できない」 涙ながらに控訴訴え

5/17(水) 11:16配信

千葉日報オンライン

 保護責任者遺棄罪で岩永被告に懲役2年、執行猶予3年を言い渡した千葉地裁判決を受け、亡くなった仲川裕さんの父、伸雄さん(50)は16日、報道陣の取材に応じ「執行猶予が付いたのは納得できない。私は殺人事件だと思っている。検察には控訴をしてほしい」と、涙ながらに訴えた。

 伸雄さんによると、仲川さんの交際女性は岩永被告が逃走したとされる時間の直後に、仲川さんにLINEを送っていた。「(仲川さんが)溺れている最中に(メッセージを確認したことを示す)『既読』が付いた。私は子どもは突き落とされたと思っている。被告人は子どもを見殺しにして逃走した。財布も遺体から2メートルぐらい離れたところにあった。(仲川さんの)スポーツウエアのポケットは深く、もがいている中でもポケットから落ちることはありえない」と指摘した。

 一方で「犯罪者は再犯を犯す。もう少し刑法を厳しくしなければ、日本の犯罪は減らない」と強調。「被告人には罪をしっかり背負ってほしい。(仲川さんの)無念は晴らしてあげたい」と話し、岩永被告を相手取った民事訴訟の提起も検討していることを明らかにした。