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不二サッシ、押出材子会社で熱処理炉新設

鉄鋼新聞 5/17(水) 6:02配信

 不二サッシは押出形材事業を展開する子会社フジライトメタル(本社・熊本県玉名郡、社長・山田晋氏)の西日本事業部で、長尺品の製造に対応した熱処理炉を新設する。鉄道や大型の輸送車両などで高まるアルミ押出形材の需要を捕捉し、顧客基盤を広げることが狙い。完成は6~7月の予定。投資金額は約4億円となっている。

 不二サッシでは17~20年度を対象とした新中期経営計画「創造」の中で、アルミ形材をコア事業の一つとして強化。鉄道インフラや車両など非建材商材の拡販による新規顧客の開拓を成長に向けた重点施策に位置付けている。長尺品に対応する熱処理炉新設は、その一環としての取り組み。
 長尺対応タイプを導入するのはエイジン炉と呼ばれる熱処理炉で、アルミ形材の強度を高めるための設備。これまでは長さ6・3メートルまでの対応だったが、新設備では12メートル品の製造が可能になる。長尺のアルミ形材は鉄道車両の配線管やロングトラックの煽りで需要がある。
 不二サッシでは今年度の設備投資として前期比約35%増の47億円で計画。エイジン炉のほかに千葉工場の建屋増強や新基幹製品への対応、各生産拠点でのシステム統合などを進める計画。

最終更新:5/17(水) 6:02

鉄鋼新聞