ここから本文です

真っ白つやつや、コカブ収穫に汗/野辺地

デーリー東北新聞社 5/17(水) 10:30配信

 果物のような甘さとみずみずしさが特徴の葉付きコカブの収穫が、青森県野辺地町で盛んだ。畑が集中する同町有戸地区では16日、多くの農家が朝露をまとい、白く輝くコカブの収穫に汗を流した。

 コカブは葉の乾燥を防ぐため、日が昇る前に全ての収穫作業を終える。

 同町小沢平の農業二ツ森均さん(57)はこの日、午前2時から畑に出て、小雨が降る中、トラクターのライトを頼りにコカブを掘り起こした。その後、洗浄や箱詰めのため、家族や近所の手伝いの女性たちも合流。今年新たに導入した洗浄機からは勢いよく水が噴き出し、きれいに泥が落とされた真っ白な姿が次々と現れた。

 同町のコカブは昨夏、相次いで来襲した台風や長雨で畑が水没し、多くが出荷できない被害に見舞われた。収穫目前のカブを廃棄せざるを得ず、悔しい思いをしただけに生産者たちが今年産に懸ける思いは例年以上に熱いという。

 二ツ森さんは「食卓にコカブを届けるため、今年はしっかり排水対策を施し、被害が出ないようにしたい。高温や多湿に強い品種も試し、収量回復も目指したい」と意気込む。収穫は10月いっぱいまで続く。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/17(水) 10:30

デーリー東北新聞社