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世界最小の赤、ハッチョウトンボ舞う 岡山・総社の湿地にふわり飛ぶ

5/17(水) 23:50配信

山陽新聞デジタル

 世界最小級のトンボ・ハッチョウトンボが岡山県総社市福井のヒイゴ池湿地で舞い始めた。1円玉(直径2センチ)にすっぽり隠れてしまうほどの小さな「赤」が、湿地の緑の中をふわりと飛んだり羽を休めたり。愛らしい姿を見せている。

 ハッチョウトンボは日当たりの良い湿地に生息する。体長2センチほどで、成長につれて雄だけが赤みを帯びる。

 地元の自然保護団体・北の吉備路保全協会によると、今年は例年並みの11日に初確認された。今月下旬から6月中をピークに、8月ごろまで見ることができるという。

 17日は10匹以上が湿生植物の葉や茎で羽を休めていた。湿地ではトキソウもかれんな淡いピンクの花をつけ始めている。

 総社市環境課と同協会は「湿地には貴重な植物が多い。立ち入らないようマナーを守って観賞してほしい」と呼び掛けている。