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道端アンジェリカが告白した「乾癬」 患者は何と戦っているのか

5/17(水) 11:00配信

BuzzFeed Japan

人気モデルの道端アンジェリカさんが、「乾癬(かんせん)」の持病を公表した。乾癬は皮膚の病気で、社会に偏見が残る。患者は何と戦っているのか、医師に聞いた。【朽木誠一郎 / BuzzFeed Japan】

人気モデルの道端アンジェリカさんが、ある病気を告白し、話題になった。

その病気とは「乾癬(かんせん)」。ネット上で「肌が汚い」などと言われていることを知り、Instagramで公表した。

乾癬は慢性の皮膚の病気。白いフケのように見える皮膚の粉をともなう赤い発疹が全身に出現する。また、患者の約半数がかゆみを感じる。

「顔のピンクっぽいところは退院後動けないストレスのあまり全身に乾癬がでてしまったときの跡が残ってるものです^_^」とアンジェリカさんは述べた。

患者数は日本の人口のおよそ0.1%と推定されている。過去、日本ではまれな病気と考えられていたが、近年は増加傾向にある。

原因は完全にはわかっていないが、遺伝的素因に不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤などの環境因子が加わって起きるとされる。

乾癬の患者は日常の生活で、どんなことに苦しんでいるのか。東京慈恵会医科大学・皮膚科学講座主任教授の中川秀己医師がBuzzFeed Newsの取材に答えた。

中川医師はまず「乾癬という病気への理解が必要だ」という。

「そもそも“乾癬”とは“乾いた皮膚の粉が落ちる”という意味の病名です。フケのように見えるものが出るので、患者さんは周囲の人から“不潔だ”と非難されたり、同じ温泉やプールに入ることを拒否されたりすることがあります」

“かんせん”という言葉が“感染”を連想させるため「うつる」と誤解されがちだが、この病気は先述のように、細菌やウイルスなどを原因とする感染症ではない。

「乾癬は絶対に周囲の人にうつることのない病気です。そのため、一緒に温泉やプールに入っても、もちろん感染することはありません。また、いわれのない非難や拒否による精神的ストレスは、乾癬の症状を悪化させることさえあります」

乾癬患者はどうしても発疹に注目されるため、周囲からの視線を意識して生活している。このことは患者の生活の質の低下につながっており、乾癬は極めて社会的な病気であるといえる。

アンジェリカさんも「同じ皮膚の病気で悩む人たちに一緒に頑張って付き合っていこうと言いたくて」とInstagramの投稿を結んでいる。

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最終更新:5/17(水) 11:00
BuzzFeed Japan