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小規模校の利点考慮を 青森県立高校再編、六戸で懇談会

デーリー東北新聞社 5/17(水) 10:41配信

 青森県立高校再編の第1期計画案(2018~22年度)について、県教委は16日夜、六戸町就業改善センターで地区懇談会を開いた。地元の六戸高と、十和田西高、三本木農業高との統合案に関し、出席者からは統合案に対する不満の声が相次ぎ、「小規模校の利点を考慮して」と六戸高の存続を要望する声が上がった。

 住民や学校関係者ら25人が参加。県教委の担当者が再編の背景や今後のスケジュールなどを説明し、質疑応答が行われた。

 統合案に対し、出席者からは「計画の変更はあり得るのか。既定路線ができているようにしか思えない」と再検討を求める意見が出た。

 六戸高が将来的に1学年1学級となる見通しが、統合案の背景にあることについては、複数の出席者が「生徒が職員や地域と密な関係を構築できる」と小規模校のメリットを訴えた。

 統合した場合の六戸高校舎の活用について、県教委の担当者は「具体的な案はない。県や所在自治体の需要を確認する」と回答。新たな校名は「統合校校長やPTA会長らでつくる開設準備委で協議する」とした。

 終了後、六戸高に長男、次男が通う男性(44)は「どの自治体の住民も地元の学校をなくしたくない気持ちは同じ。(県教委は)想定通りの回答ではなく、納得できる説明をしてほしい」と不満げな表情を浮かべた。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/17(水) 11:03

デーリー東北新聞社