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【F1】マッサのコラム:「アロンソとのクラッシュで4位入賞を逃した。少し悲しい気持ちになる」

motorsport.com 日本版 5/17(水) 20:34配信

 第5戦スペインGPを13位で終えたウイリアムズのフェリペ・マッサは、オープニングラップ早々にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とクラッシュし、ピットインを強いられたことで、一時的に最後尾となった。トップ3チームの半数がリタイアしたレースであったため、多くのポイントを獲得するチャンスを逃したマッサは、悔しさを隠しきれなかった。そのスペインGPを振り返り、motorsport.comの独占コラムで語った。

 スペインGPを振り返ると、僕は少し悲しい気持ちになる。週末を迎えるまでは、僕たちがこなしたいと思っていた課題を全て終えて、良いレースを行うことができるという希望を持っていたんだ。

 でも残念なことに、僕のレースはオープニングラップのターン2でのインシデントによって、ダメになってしまった。その時、フェルナンド・アロンソが何をしようとしていたのか僕にはわからないけど、彼との接触を避けられる術はなかった。

 そのインシデントによって、僕のタイヤはパンクしてしまった。ピットに戻りレースに復帰することはできたけど、その段階で僕のレースは終わってしまったも同然だった。その時、僕は結果的に4位に入賞したセルジオ・ペレス(フォースインディア)の前を走っていたというのに。

 オープニングラップの後、僕はすぐにピットに戻った。そして安全上の理由から、フロントウイングとタイヤを交換した。僕がトラックに復帰した頃には、トップから1分以上の差がついていた。そのせいで状況はさらに複雑になった。

 あのインシデントさえなければ、僕は良いレースをすることができたと確信しているよ。最悪のシナリオでも4位に入賞していただろうね。僕の金曜日でのロングランは、フォースインディアより優れていたんだ。

 レース中盤では、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)と接触した。彼が先にコーナーへ入ったんだけど、僕も一緒に入っていた。彼は僕がいるのを認識できていなかったと思う。幸運にも僕のマシンにダメージはなかった。でも結果は13位だった。

 メルセデスとフェラーリ、レッドブルそれぞれ1台がリタイアしたから、重要なポイントを獲得できるチャンスがあったのに、本当に残念に思う。

 ロシアではパンクして遅れをとってしまい、その2週間後のバルセロナではたった数百メートルで僕のレースが終わってしまった。不運が続いているよ。次戦のモナコではこのような悪い流れを断ち切れることを願っている。

 モンテカルロの週末は、僕にとってとても特別なものだ。もちろんブラジルGPがナンバーワンだけど、モナコは僕にとって2番目のホームレースなんだ。なんてったって、毎日自分のベッドで寝て、歩いてサーキットに行けるイベントだからね。

 近年、ウイリアムズはモナコのトラックに適したマシンを用意することができていないから、カレンダー上では難しいレースの一つということになる。でも今年は、僕たちのマシンがどれほどパワーアップしたか判断しようと思う。前進できていることを願っているよ。

 モナコに行って、まず最初に何を感じるのか興味があるね。バルセロナで用意したマシンによって、チームが正しい方向に進んでいることは確認できた。モナコでは、さらに技術的な進歩をすることができていると思う。

 モナコの週末は本当に長いものになる。トラックアクションは木曜日から開始されるけど、スポンサーやメディアとの仕事の約束が火曜日から入っている。でも、楽しいイベントも待っているよ。F1ドライバーとレーニエ大公(モナコ大公)の友人で構成されたチーム間の伝統的なサッカーの試合があるからね。

 僕の息子もこの日を1年中待ちわびていたんだ!今年は彼を失望させるわけにはいかないよね。なぜなら、僕はフェリピーニョ(マッサの息子)と友人たちを連れて行くのだから。勝ったも同然だ!

Felipe Massa

最終更新:5/17(水) 20:34

motorsport.com 日本版