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福島・川俣町と近畿大が連携協定 復興と地方創生に協力

福島民友新聞 5/17(水) 12:26配信

 福島県川俣町と近畿大(大阪府)は16日、産業振興や人材育成の充実を柱とする包括連携協定を結んだ。

 ポリエステル培地を使った観葉植物アンスリウムの栽培と特産品化などを通して、原発事故からの着実な復興と地方創生に協力して取り組む。

 同大は、震災と原発事故からの町の早期復興を大学全体で支援する「オール近大川俣町復興支援プロジェクト」を実施、包括連携協定により取り組みの充実を図る狙いがある。

 包括連携では〈1〉地方創生のモデルづくり〈2〉放射能による懸念の軽減〈3〉町の産業振興〈4〉体内・体外被ばく線量評価とメンタルヘルス〈5〉学生の地域活動への参加―を中心に活動を展開する。

 特に、同大の支援を受けて町と町の農家が2015(平成27)年に試験栽培を始めたアンスリウムを巡っては、本年度から本格生産を開始する予定で、連携を機に特産品化の動きを加速化させる。

 協定式では、佐藤金正町長と塩崎均学長が協定書に署名をした。

 佐藤町長は「未来の人材育成を含め、将来にわたる元気、活力を生み出せれば」と述べ、塩崎学長は「『川俣町』が広く受け入れられる体制をつくり、川俣町発の企業を立ち上げていきたい」と展望を語った。

 協定式に併せて、同大を同町震災復興アドバイザーに委嘱した。

福島民友新聞

最終更新:5/17(水) 12:26

福島民友新聞