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ジダンは監督でも天才だった 20選手が1000分以上プレイしている“芸術のローテ“にスペイン紙驚き

5/17(水) 19:20配信

theWORLD(ザ・ワールド)

チーム支えるローテーション策

今季のレアル・マドリードを支えているのが指揮官ジネディーヌ・ジダンが積極的におこなっているローテーションだ。チャンピオンズリーグ、リーグ戦と週に複数の試合が入る際には必ずローテーションを採用し、主力選手を巧みに休ませてきた。それがチャンピオンズリーグ決勝進出に繋がったのは間違いなく、スペイン『MARCA』はジダンのローテーション策が芸術の域に達してきたと取り上げている。

控え組の扱いこそジダン最大の功績か

最大のポイントは絶対的エースのクリスティアーノ・ロナウドまで休みが増えていることだ。これが芸術のローテーションと言われる理由の1つで、ジダンは32歳とベテランの域に入ったロナウドを休ませることでコンディションを整えてきた。今季のロナウドはリーグ戦で2380分のプレイタイムを記録しているが、これまでのシーズンで3180分や3354分を記録してきたことを考えると今季はかなり少ない。その分エネルギーをチャンピオンズリーグなど重要な試合に活かすことができており、これはジダンの大きな功績と言えるだろう。

また、今季のレアルは合計20の選手が1000分以上のプレイタイムを記録している。同メディアもレアルでこのようなことが起こるのは初めてと伝えており、スペインの国内リーグでこれを上回るのは1997-98シーズンのテネリフェ、2006-07シーズンのタラゴナのみとなっている。

特に近年のリーガ・エスパニョーラではバルセロナ、レアルの2強体制が続き、そこにアトレティコ・マドリードが必死に喰らいつくといった構図になっている。この3クラブは勝ち点を失うことがほとんどなく、1つの取りこぼしが優勝争いに大きな影響を与えることになる。そのため、格下との対戦でもローテーションを採用するのが難しい。ジダンはその中でもローテーションを積極的に採用してリーグ制覇に近づいており、この取り組みは評価されるべきだろう。リーグ、チャンピオンズリーグとのダブルを達成できれば、今季のジダンの仕事ぶりはまさに芸術と呼ぶにふさわしいものだ。

http://www.theworldmagazine.jp/