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えっ!何げなく見た写真に50年前の働く父が…「子どもの頃の記憶よみがえった」 那覇の農連市場

沖縄タイムス 5/17(水) 6:10配信

 那覇市樋川の農連市場で10日まで開催された写真展「あんやたん農連市場」で、八重瀬町の前原盛男さん(60)が展示写真の中に17年前に亡くなった父盛賢さんを見つけた。「活気のある市場で働く父の様子や、手伝いをしていた子どもの頃の記憶がよみがえった」と懐かしんだ。

 名護市の前原青果で働く前原さんは、仕入れで農連市場に来た際に何げなく写真展を眺めていると、その中の1枚に懐かしい父の顔があることに気付いた。1963年11月2日に撮影された写真で、野菜を買い求める客の後ろに立つ盛賢さんが写っている。農家だった盛賢さんは、キャベツや白菜などを売りによく農連市場に通っていた。

 「若い頃の父の写真は少なく、仕事をしている姿も記憶が遠のいていた。見つけられてうれしい」と前原さん。

 農連市場の備瀬守代表理事は「家族や知り合いの思い出に触れたり、若い世代が市場の変遷を知ったりと、たくさんの良い効果が生まれた」と写真展の成功を喜んだ。

最終更新:5/17(水) 8:45

沖縄タイムス