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ミカンの収穫量13年連続日本一 和歌山県

紀伊民報 5/17(水) 17:00配信

 2016年の和歌山県産ミカン収穫量(概数)は16万1100トンで、04年以降、13年連続全国一となった。傾向として収穫量が少ない「裏年」に当たるが、豊作傾向の「表年」だった前年を上回った。表年と裏年の逆転現象は珍しいが、県内では14年産以降、続いている。

 近畿農政局和歌山支局が16日に発表した。県産は全国収穫量の20%を占める。次いで愛媛16%、静岡15%、熊本10%と続く。

 県産は裏年にしては果実数が多かった。果実肥大については、7月中旬から8月中旬にかけて極端に降水量が少なかった影響で、小玉傾向となったという。

 ミカンは果実数が多くなる傾向の表年と、少なくなる傾向の裏年を繰り返す特徴がある。ただ、14年産は裏年でも、表年の13年産収穫量(16万8900トン)を上回り、17万3700トンとなった。これは18年ぶりの現象だったが、表年の15年産は16万200トンと前年産より減り、裏年の16年産は前年産より増えるなど、逆転現象が続いた。面積当たり収穫量も同様に逆転現象が続いた。

 和歌山支局によると、13年産が干ばつの影響で表年としては収穫量が少なかったのをきっかけに、その反動が繰り返していると考えられるといい、今後については「気象条件により、このまま続くか戻るかはよく分からない」としている。

 全国の16年産収穫量は80万5100トン。表年15年産の77万7800トンを上回り、表年と裏年が2年連続逆転した。

最終更新:5/17(水) 17:00

紀伊民報